自宅に訪れる訪問販売業者についての対応方法で分からない方は多くいらっしゃると思います。訪問販売の中でも悪徳業者もいますので、上手く撃退する方法を事前に知っていれば自分自身を守る事に繋がりますので、今回は訪問販売の対処方法や予防方法をご紹介いたします。
よくある問合せ内容
・「屋根が浮いてきている為、確認された方がいいですよ？」
・「設備の無償点検をしているのでよかったらされてみてはいかがでしょうか？」
・「外壁塗装が剥がれているので一度見られた方がいいですよ？」
よくある手口の一つでもある点検商法になります。
訪問するキッカケや不安を煽るようなトークをした上で、「無償で見ますよ」といった口説き文句で自宅に上がり込み営業トークを持ちかける手口です。ほとんどの悪徳業者はきちんとした点検をされず点検をした結果、今すぐ工事をした方がいいと言い張り契約に取り付けようとしてきます。
また、この手口の場合は相場より高い金額設定、金額にあわない工事施工されることがほとんどです。すぐ契約せずに一度買われた住宅会社へ問合せされることをオススメします。
訪問販売の撃退方法
■自宅に上げない為にドアを開けない
対面での直接営業されるリスクを完全に排除できます。インターホン越しで話される場合でも絶対に自宅に上がらせない様にして下さい。
■相手の素性を確認
訪問販売の中でも公的機関の人間を装って営業をかける業者もいます。自分の会社の素性や名前を明かさない、もしくは嘘をついての営業は特定商取引法に違反していますので確認作業を必ずされて下さい。
■きっぱり断る
インターホン越しで怪しい雰囲気を感じた場合は相手に営業トークされる前に断るようにしましょう。
■防犯シールを玄関に貼る
効果は薄いですが防犯シールを貼るのも予防策の一つです。目につきやすい箇所に貼って業者側の心理的負担を増やすようにしましょう。
悪質な訪問販売に遭遇した場合
■クーリングオフ制度を使う
契約内容等が記載された法的書面を受け取ってから8日以内であれば契約が無かった事に出来る制度です。この制度を使用すれば無条件で契約解除できますが、正式な契約手続きを踏み、自分からインターネット上での申し込んだ商品やサービスは対象外になる場合がありますので、契約をする前に事前に相談をされてから行うように心掛けましょう。
■弁護士に相談する
個人の力だけで問題解決する事が極めて難しい為、個人で対処できない場合は弁護士へ相談しましょう。法律の専門家である弁護士の力を借りれば悪徳業者の違法行為を特定できる為、契約解除や契約金の返金などを受けられる可能性が向上します。
まとめ
悪徳業者の判別はかなり難しいですが、訪問販売に関してすぐに契約しないように意識する事、また契約する前にご家族や友人等に相談されてから検討されるようにし被害に遭うリスクを減らすようにしましょう。今回紹介いたしました対策方法や対処方法を日頃から意識するように心掛けましょう。