意外な場所で蜂の巣や私有地付近に蜂をよく見かける経験はありませんか？
放っておけば命に係わる危険がありますので蜂の巣を作る場所の傾向や理由含めて予防対策方法を今回ご紹介致します。
蜂の巣を作りやすい場所
蜂は基本的に雨を嫌います。蜂は水分が付着すると途端に飛べなくなります。また蜂自体は湿気にも弱く、雨風に当たらない場所を好みますので屋根裏や床下・軒下、ベランダ、エアコンの室外機に巣を作ろうとする傾向があります。また、蜂は餌が充実している場所も好み、庭にガーデニングしている家は花の蜜や花粉が豊富な為、餌を求めて蜂の巣を作りやすい環境になってしまいます。
蜂の性質について
蜂の巣は初期段階では女王蜂しかいません。その為、戦闘員の働き蜂が増える前に蜂専用スプレー等で退治は可能です。また産卵時期は産卵時にエネルギーを使う為、獰猛であっても攻撃性は弱くなりますので早い段階で分かれば駆除しやすくなります。
蜂の巣を作る時期
●スズメバチ：活動時期4月～11月(ピーク時は7月～10月)
●アシナガバチ：活動時期4月～10月(ピーク時は8月～9月)
●ミツバチ：活動時期1年中（ピーク時は10月～11月）
また、女王バチが冬眠から目覚める春先、気温が上がる4月～5月が蜂の巣の作り掛け時期の可能性が高いと言われています。
【注意事項】
むやみに蜂の巣に近づかないようにして下さい。獰猛な蜂は命を落とす危険性もありますので蜂の出入が多い場合は専門の業者へ駆除依頼をする事をオススメ致します。
蜂の侵入を防ぐ方法について
蜂は密閉空間を好む為、通気口やちょっとした隙間から侵入してきます。通気口に関してはメッシュカバー等を取付けるようにすると侵入を妨害できます。
また、蜂は嗅覚が鋭いので人に被害のない水で溶いたハッカ油を家の周りに定期的にスプレーする事で蜂を寄せ付けない対策をするようにしましょう。
まとめ
今回、蜂の巣ができやすい家・予防対策について簡単にご紹介致しました。7月は蜂が飛び交うピークですので蜂を刺激しないように注意しながら、ハッカ油のスプレーをして寄せ付けないよう対策をするようにしましょう。