先月、大寒波が来たことでエコキュートの配管が凍結しお湯が出ないというご依頼が多数ありました。今回はエコキュートが凍結した際に安全な解決方法について・予防方法についてご紹介致します。
凍結する原因
エコキュートは室外に設置された機器でお湯を沸かし貯めて置きます。必要な際に給水・給湯の配管を通して室内にお湯を供給しますが室内と室外を繋いでいる配管は気温の影響を直接受けてしまう為、急激に気温が低下し0℃以下になると配管が凍結してしまう原因になります。
凍結時の安全な解決方法
➀自然に解けるのを待つ
凍結はしばらく放置して気温が上昇するとともに自然とお湯が出るようになり、解消されます。
②配管にぬるま湯をかける
どうしても家事やシャワーを使いたい場合は凍結した配管部分にタオルをかけその上からぬるま湯をかけます。注意点としましては、熱湯を使わない事です。急激な温度差で配管の部品が破損する恐れがあり危険性があります。配管部分にタオルをかけ、少しずつぬるま湯を注ぎながらするようにしましょう。
凍結の予防方法
大寒波や気温が冷え込むことが事前に分かれば、前日に蛇口を僅かに開けて水を出すようにしましょう。1分間に200ml程度(約コップ一杯分)の水が出るようになっていれば凍結防止になります。
まとめ
今回は、エコキュート凍結時の安全な解決方法・予防方法についてご説明致しました。
2月もまだまだ冷え込みますので事前に天気予報等を確認し予防をしましょう。