部屋干し異臭対策について

これから梅雨時期に入ると部屋干しする事が増えるかと思います。
部屋干しは洗濯物が乾きにくく、衣服の生乾きの嫌な臭いがしてきたという経験がある方は多いのではないでしょうか?今回こうした生乾きの臭いの対策方法についてご紹介致します。

【生乾きの原因】
部屋干しする際に生乾きの嫌な臭いがする原因は、洗濯物に残った汚れや雑菌が原因です。
普段より使用している衣服には多くの汚れが付着しており洗濯物が乾かず時間経過すると汚れから雑菌が繁殖してしまう事で生乾きの臭いがしてしまいます。
また、洗い直しても臭いが落ちないといった経験はあると思いますが、1度繁殖してしまった雑菌は簡単に消せるものではないので安易に洗い直しする事はやめましょう。

【予防策】
酸素系漂白剤を使用する
酸素系漂白剤は普通の洗剤よりも漂白力・殺菌力はもちろんの事、雑菌の繁殖を防いでくれます。粉末タイプ・液体タイプがあり、臭いを予防したい場合は漂白力の高い粉末タイプが効果的ですが、水洗い出来ない製品(絹や毛、ファスナー)等には使用できない為、選択する前に事前に衣類についている取り扱い表記を確認して使用して下さい。
洗濯槽の清掃をする
洗濯槽は一見綺麗に見えがちですが、裏側にはカビや洗剤のカスが溜まって付着していることが多く、雑菌の繁殖、臭いの原因になります。1か月に1回のペースで市販のクリーナーを使用し溜まった汚れを取り除く作業をしましょう。

【臭いがついてしまった場合】
■熱湯を使用する
雑菌は熱に弱く、高温の熱湯(40℃~60℃)で30分~1時間程度、熱に強い洗い桶に入れて下さい。臭いが強く中々取れない場合は酸素系漂白剤や洗剤を小さじ1入れてつけ置きしましょう。注意点として熱湯消毒は衣類の取り扱い表記を必ず確認して行いましょう。熱に弱い素材(ポリウレタン、ウール、ナイロン、シルク等)は傷みやすいので必ず確認するようにしましょう。
■乾燥機を使用する
乾燥機の熱風があれば雑菌は死滅しますが、乾燥機のフィルターが汚れていたら臭いの原因になりますので、乾燥機を掛ける前に必ず乾燥機の清掃を行った上で使用しましょう。
衣類によっては使用できない場合もありますので必ず取り扱い表記を見るようにしましょう。

【まとめ】
今回、生乾きの臭い対策・臭いが付いた場合の対処方法についてご紹介致しました。
生乾きの臭いの原因は汚れや雑菌によるものですので、毎日着て生活する衣類が生乾きの状態だと着たくないと思います。しっかりと異臭対策をして快適な生活を送れるように予防策の実践をしましょう。

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