1年の汚れをすっきり!住まいの大掃除&メンテナンスチェック

12月といえば「大掃除」の季節。年末に家をきれいに整えることで、新しい年を気持ちよく迎えることができます。
せっかく掃除をするなら、見た目だけでなく住まいのメンテナンスも一緒に行うのがおすすめです。今回は、年末にやっておきたいお掃除ポイントを部位別にご紹介します。

① キッチンまわりの油汚れ対策

1年で最も汚れがたまりやすいのがキッチンです。特に換気扇・レンジフードは油汚れが固まりやすく、放置すると動作不良の原因になります。ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、フィルターやファンを浸け置きして汚れを浮かせてから洗いましょう。コンロ周辺は重曹水やセスキ炭酸ソーダを使うとベタつきが落ちやすくなります。
【注意点】掃除する前に取扱い説明書を読んで作業を行ってください。

② 浴室・洗面所のカビ・水アカ対策

湿気の多い浴室は、カビやぬめりが発生しやすい場所です。まずは換気扇フィルターの掃除からスタート。続いて壁・床・排水口を中性洗剤でこすり洗いし、最後にお湯で流してしっかり乾かします。鏡のウロコ汚れはクエン酸パックが効果的です。洗面台の排水口も歯ブラシでこすって清潔に保ちましょう。
【注意点】換気扇フィルター掃除をする前に必ず取扱説明書を読んで作業を行ってください。外し方や掃除の仕方も製品によって異なる場合がごさいますので、事前に確認が必要です。

③ 窓・窓枠・網戸の掃除

冬の低い日差しを受けて気になるのが窓ガラスのくもりや窓枠のホコリです。新聞紙やマイクロファイバークロスで拭くと、ガラスがピカピカになります。窓枠のレールは掃除機や古い歯ブラシを使うと汚れが簡単に取れます。網戸は外して掃除機でホコリを吸い取り、柔らかいスポンジを中性洗剤に付けて軽く円を描くようにこすり洗いをしてからシャワーで流しましょう。最後に綺麗な布で水や残った洗剤を拭き上げると網戸も綺麗になります。
【注意点】窓ガラスや網戸は強くこすると傷や網がたるむ原因になりますので基本的に優しくこするようにしましょう。

④ 床・壁・建具のお手入れ

リビングや廊下のフローリングは、掃除機でホコリを吸い取り、クイックルワイパーで床汚れを拭き上げましょう。ドアやクローゼットの蝶番や取手のゆるみもチェックして、ドライバーで軽く締め直しておきましょう。また、壁紙の汚れはメラミンスポンジで軽くこするだけで、黒ずみが落ちやすくなります。
【注意点】建具調整は調整動画もありますので自分の扱っているメーカーを仕様書で確認してから作業するとスムーズにできます。壁紙汚れは強くこすると壁紙がよれたり・破れの原因になりますので基本的に優しくこするように作業を行いましょう。

⑤ 外まわり・ベランダの掃除

忘れがちなのが屋外まわりです。ベランダや玄関まわり、雨どい、外構部分もチェックしておきましょう。落ち葉や砂が詰まっていると、雨水の流れが悪くなり、外壁の汚れや雨漏れの原因になることがあります。掃除の最後に、給湯器やエアコンの室外機まわりのほこりも払い落としておくと、効率がアップします。
【注意点】外まわりの掃除は手の届かない箇所は無理せず行いましょう。ケガの原因にも繋がりますので手の届く範囲内で行いましょう。

まとめ

一年の汚れを落とす大掃除は、住まいの健康を守る大切なメンテナンスでもあります。
「掃除=点検」と考えて、気になる部分は早めにチェック・修理を行いましょう。
ピカピカになったお住まいで、清々しい新年を迎えられるように年末大掃除を行いましょう。

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