これから猛暑になるにつれ、気になるのは熱中症です。熱中症は屋外でなるイメージが多く持たれておりますが、室内でも熱中症になるリスクは多くあります。今回は、室内でも熱中症になるリスクを抑える、事前対策についてご紹介致します。
室内熱中症の原因
総務省消防庁によれば、熱中症発生場所は敷地内全ての場所を含む住居で3割~4割の室内による熱中症が発生しております。
室内で過ごしている間に温度や湿度の上昇、体調不良等による水分不足、屋外活動後の室内で適切に身体を冷やすことが出来ていない、睡眠前に冷房を使用しない事や風通しが悪い環境での睡眠時でも、寝ている間に熱中症になるケースが多く発生しております。
室内熱中症の事前対策・ポイントについて
➀こまめに水分補給・塩分補修
室内にいる場合は、屋外にいる場合に比べて日差しを浴びたり、汗をかいたりすることが少ない為、喉の渇きを感じにくい事があります。こまめに水分・塩分補給を取るようにしましょう。
②室内温度を適切に保つ
扇風機やエアコン等を使用し、室内を適切な温度に保ちましょう。室温は日当たり等でも変化しますし、過ごす部屋の窓の方角を注意、遮光遮熱機能のあるカーテンやシェードを活用し、少しでも快適な室内環境を保ちましょう。
③室内温度・湿度を気にする
部屋ごとによって室内温度・湿度は異なります。室内温度・湿度が分かる温度計や湿度計を各部屋に置くことで見る意識付けをしましょう。室内の温度が高いだけではなく、湿度が高い場合でも熱中症になるリスクはありますので十分に気を付けましょう。
④生活習慣を整える
睡眠不足や体調不良、栄養不足によることから熱中症にかかるリスクが高くなります。バランスのいい食事、健康的な生活リズムで過ごすと熱中症にかかりにくい身体作りをすることが大事になりますので、心掛けながら生活するようにしましょう。
注意点
コロナ過になり、在宅ワークが増えた方が多くいると思いますが、仕事に集中していると、つい水分補給や休憩を忘れがちです。喉が渇いていなくても、決まった時間に水分補給や休憩をして仕事に取り組んで下さい。パソコン等の電子機器を使用する場合は、機器から発熱する場合もありますので、室内温度を確認して適切に冷房機器を使用するようにしましょう。
まとめ
今回は室内熱中症対策についてご紹介致しました。これから猛暑が続くので、熱中症対策をしっかりし、生活を送りましょう。